ジャンルとしては、Facebookが、現在に到るまでの、起業ストーリー本。
最初の2章ぐらいは、読み辛くてしょうがなかったが、中盤から一気読みしてしまった。
人間関係がすごく淡々と描かれている。
自分みたいな凡人から見たら、ハーバード大というだけで天才。何でも手に入れられるのだろうな、と勝手に思ってしまっているが、一芸に秀でた天才は、ギークが故に、社交性のなさがコンプレックスだったり、エリートのコミュニティの存在など、USの大学や社会の文化の描写がおもしろい。
キッカケは、パーティーが苦手だけど、モテたくて始めたSNSが始まり。という、圧倒的なモチベーションを保てた理由も興味を引く。
ショーン・パーカーが、マーク、エドゥアルドの資質を図る基準に使った、起業に一番必要なのは、「創業者のエネルギーと野心」プロジェクトに全力を注ぎ込む、牽引力、スタミナ、才能。というのがこの書籍の核である気がした。
後半は、ビジネスサイズ拡大に合わせて、CFOが入れ替わる様が描かれている。スタートアップに必要なスキル、会社を大きくするスキル、大企業を運営するマネジメントとは、ステージングで、全く異なると言われているが、会社の成長スピードに対応できなくなると、自分の得意な会社のステージサイズを渡り歩くビジネスマンが生まれる、というのが垣間見えた気がする。
その辺りに、情を挟まない、マーク・ザッカーバークは、真の天才だが、
利益重視の冷徹な経営者ではなく、心底、Facebookを大事にしていただけの優先順位の結果。
成功には、人並み外れたエネルギーと執着心が必要であると感じた一冊でした。
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